SANDOFES西参道とは
代々木・参宮橋。このエリアに住み、100-SHIKIの拠点を構えている私ですが、3年ほど前から地元の人たちと一緒に地域のお祭りを企画・運営しています。その名も「SANDOFES西参道」。
この名前にはいくつかの意味が込められています。「参道」は、甲州街道から明治神宮へ続く道を指し、「産土(うぶすな)」は土地のエネルギーを持ち帰るという日本の伝統的な考え方。そして「SANDOFES」を通じて、地域で育まれたエネルギーを循環させていけたら。そんな願いが込められています。
テーマは、「未来をもっとサステナブルに、心豊かに」。このエリアには長い歴史があって、先人たちが百年かけて作り上げてきたものがたくさんあります。その歴史を大切にしながら、次の百年がもっと心の豊かさで満たされる未来になったらいいな。そんな願いを込めたお祭りで、思いを持った渋谷区の住民たちが集まり、始まったのがこの地域祭です。
「SANDOFES」が生まれたきっかけ
きっかけは、明治神宮が鎮座100年を迎えた頃。西参道沿いにある首都高速の高架下がキレイに整備されて、「駒テラス西参道」という文化交流拠点ができたんです。それが新しい地域のシンボルみたいになりそうだな、って感じた人たちが、「もっと参宮橋を盛り上げよう!」と動き始めたのが始まりです。
私も、参宮橋に住んでいて仕事の拠点もここなので、「自分らしくこの街に喜んでもらえるような何かしたい」とずっと思っていたんですよ。でも、一人じゃできることに限界がある。だから、地元の人たちと一緒に動ける機会ができたとき、すごくワクワクしました。
続けてたら参宮橋らしいお祭りになってきた
最初は凄く大変でしたが、「SANDOFES」は毎年少しずつコンテンツが増えています。人気の飲食店が出店し、文化学園大学の学生たちの活動が加わり、そこに将棋関連のイベントが混ざる。この街ならではの個性がどんどん色濃くなってきました。
準備や運営を通じて、多くの人と話す機会に恵まれるのも嬉しいポイントです。近所に仲間がどんどん増えていく感覚。そんな経験を重ねるたびに、この街への愛着が深まっていきます。
これからもずっと続いてほしい
「SANDOFES西参道」は、私にとっても大切な活動のひとつです。これからも、この地域祭が続いていき、より参宮橋らしい素敵な場所になったらいいなって本気で思っています。
もし興味があれば、ぜひ気軽に声をかけてください!一緒にこの街を盛り上げていきましょう!