02 VISIONと試みや企みの言語化

2024-04-07
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 Webデザインを生業とされている株式会社益田工房東京が新しい環境に移転するにあたり、彼らがクリエイティブ活動を通じて顧客や社員と共感したい価値観などについて、何度も対話を重ねました。スタッフの皆さんとのワークショップも行い、プロジェクトの発足時には新しい場所づくりのビジョンを言語化しました。

こういったプロセスに時間を掛けることに対して疑問を持たれることもありますが私としてはこの過程で得られるコミュニケーションが最も重要で大切にしているプロセスであります。


1.現在の魅力への付加価値として、ソーシャル・ビジネス事業併設オフィスの挑戦

2.現在持っている個性を空間デザインとその活用で表現し続けられる場所づくり

3.ワークスタイルを各自が考え・変化できる環境選びとしくみのデザイン

場所の個性をつくる上で経済や不動産やブランディングなどを組み合わせた「しくみ」も合わせて計画全体をデザインすることで愛着をエンジンにした持続性の高い場所づくりとなることを、事前の対話で共感して頂けるように心がけています。回りくどいと思われるかもしれませんが、そういうスタンスであることをここで小さく宣言しておきます。(Link コラム:空間デザインの前に絶対やること)

 益田工房の皆さんとは彼らのお仕事柄、大切にしなければならない過程を共感して頂くことができ、不動産探しも含めてお任せ頂き、同時並行で進める時間をつくることができました。

そんな益田工房東京のみなさんと共創したプロジェクトについて、少しずつシェアしていきたいと思います。