03 VISIONをカタチに(その1)

2024-04-07
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プロジェクト発足時に言語化した4つのビジョンにリアリティを持たせるために、もう一歩踏み込んでアイデアを加えて実現可能性をもさくしていきます。

付加価値となるソーシャル・ビジネス事業併設オフィスの挑戦について、打合せを進めながらいくつかのアイデアが生まれます。

■オフィス内に設けるミーティングスペースは、いつも誰かが使っている場所ではないので、アイドルタイムがある場合はスペースシェアすることができるのではないか。

■空間を利活用することで地域とのつながりを生み出す、ユニークで特徴的なブランディングができるのではないか。

アイデアは具体性が高まるにつれて成長していきます。

上記のアイデアについては、実現性への仕組みや物理的な課題に加えて感情や気分・気持ちをどうするか試行錯誤も必要となりました。

自分たちのアイデンティティを維持しながら、外部の人たちと繋がりをつくり続けることは、決して容易ではありません。ソーシャル・ビジネスとしてオフィスを開くことは強い志や決意が必要です。

結果的に、このプロジェクトでは空間が完成したと同時にソーシャルビジネス事業の運用はスタートしませんでした。
ただ、このアイデアがキッカケとなり別のアイデアが生まれ、移転したからこそ実現できた益田工房東京らしい新たなブランディングと言える取り組みに成長していきます。